Windows10 モバイルホットスポット 5GHz
結論から書くと
- IntelチップのWi-Fiアダプタの場合、法律の制限でモバイルホットスポットで使う場合は2.4GHzのみになってしまうので、Realtekなどのチップを搭載したアダプタを使おう
- ドライバはWindows標準ではなく、メーカー専用のドライバをつかう
以前、Thinkpad内蔵の無線LANをモバイルホットスポットにしようと試したが、2.4GHz帯は出来るものの5GHz帯の場合「選択したネットワーク帯域は利用できません。別の帯域を選択してからやり直してください。」というエラーが出てしまっていた。
ThinkStationのセットアップをしていて改めて調べていたとろこ、IntelのWi-Fiアダプタを利用しているという記載が多かったので、もしかしてIntel以外では上手くいくのではと思い、ほったらかしだった「TP-Link Archer T2U Nano」というUSB接続のアダプタで試してみた。
TP-Link WiFi 無線LAN 子機 AC600 433Mbps + 200Mbps Windows/Mac OS 対応 ナノ設計 デュアルバンド 3年保証 Archer T2U Nano
- 発売日: 2019/02/14
- メディア: Personal Computers
ドライバがMicrosoftのもので試してみたが、アダプタの利用帯域を「802.11a/n/ac」に固定しても、5GHzは使用できなかった。
そこで、TP-Linkから専用のドライバをダウンロードした上で同様の設定をしてみたところ、モバイルホットスポットの設定でネットワーク帯域の選択が出来なくなったが、実際動作させてみると5GHzで動作することがわかった。
※スマートフォンからWi-Fiアナライザで5GHzを使用していることを確認している。
ということで、出先にルーターを持っていかなくても、WWAN付のThinkpadだけで5GHzのWiFiルーター機能を追加することができた。
アダプタの設定など
ネットワークアダプタのプロパティで「Wireless Mode」を「IEEE 802.11a/n/ac」に設定する。
あとはモバイルホットスポットの設定でSSIDとパスワードを設定する(帯域は選べなくなる)