Not yet, Thinking.

モバイル環境が気になってしょうがない、意識低い系SE屋

Windows10 モバイルホットスポット 5GHz

結論から書くと

  • IntelチップのWi-Fiアダプタの場合、法律の制限でモバイルホットスポットで使う場合は2.4GHzのみになってしまうので、Realtekなどのチップを搭載したアダプタを使おう
  • ドライバはWindows標準ではなく、メーカー専用のドライバをつかう

 

以前、Thinkpad内蔵の無線LANをモバイルホットスポットにしようと試したが、2.4GHz帯は出来るものの5GHz帯の場合「選択したネットワーク帯域は利用できません。別の帯域を選択してからやり直してください。」というエラーが出てしまっていた。

 

ThinkStationのセットアップをしていて改めて調べていたとろこ、IntelWi-Fiアダプタを利用しているという記載が多かったので、もしかしてIntel以外では上手くいくのではと思い、ほったらかしだった「TP-Link Archer T2U Nano」というUSB接続のアダプタで試してみた。

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TP-Link Archer T2U Nano

 

ドライバがMicrosoftのもので試してみたが、アダプタの利用帯域を「802.11a/n/ac」に固定しても、5GHzは使用できなかった。

 

そこで、TP-Linkから専用のドライバをダウンロードした上で同様の設定をしてみたところ、モバイルホットスポットの設定でネットワーク帯域の選択が出来なくなったが、実際動作させてみると5GHzで動作することがわかった。

 

スマートフォンからWi-Fiアナライザで5GHzを使用していることを確認している。

 

ということで、出先にルーターを持っていかなくても、WWAN付のThinkpadだけで5GHzのWiFiルーター機能を追加することができた。

 

アダプタの設定など

ネットワークアダプタのプロパティで「Wireless Mode」を「IEEE 802.11a/n/ac」に設定する。

あとはモバイルホットスポットの設定でSSIDとパスワードを設定する(帯域は選べなくなる)

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TP-LinkのWireless Modeの設定

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モバイルホットスポットの設定

 

ノートPCのスタンド

今使っているノートPCを立てかけておくスタンド2種類

作業場と家にそれぞれ1セット置いてある。

どちらも今時のノートPCだと問題なく立てかけられるとおもう。

 

2枚挿しは、広い方が35mm、狭い方が25mm

1枚挿しは、30mm 

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SALUS デイリー まな板スタンド

SALUS デイリー まな板スタンド

  • メディア: ホーム&キッチン
 

 

ThinkStationは厚み35mmなので2枚挿しの広い方にはギリギリ入るが当たるので傷はつくかな。

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ThinkStation P330 Tiny ② キーボード未接続で英語配列の強制

英語キーボードにならない

ThinkStation P330 TinyにThinkpad英語キーボード)からリモートデスクトップで入ると何故か日本語配列に戻ってしまう。

 

Windows10の最近のバージョンでは、言語設定でキーボードレイアウトを変更するようになっているが、この設定自体は英語配列に変更しているのにも関わらずだ。

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言語設定-キーボード配列

 

ふと、P330はキーボード無しで使う予定だったためキーボードを接続していないことと、普段リモートで接続しているPCはキーボードが接続(もしくは付属)していることを思い出した。

 

ということで、キーボードを接続していない状態で英語キーボードを初期値とするにはで・・・ググった結果、下記の記事を見つけた。

 

ざっくりいうと、言語におけるデフォルトキーボードレイアウトを変更するという内容。

blog.yoosee.net

 

結果として、この記事にあるレジストリを変更することで、キーボードがないPCでも英語キーボード設定となり、無事リモートデスクトップ英語配列になった。

 

 

ThinkStation P330 Tiny ①

 

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ThinkStation P330 Tiny

ThinkStation P330 Tinyを買った

普段遣いのThinkpadとは別に、長時間流したい処理なんかを黙々とやってくれるPCを探していて、据置用のThinkpadを新調しようかとも思ったが、3経路ある有線LANに接続をするのにUSB-LANアダプタ経由だとアダプタだらけにもなるし、どうせリモートデスクトップでしか使わないので、デスクにちょこっとおけるデスクトップで探すことにした。

 

周回遅れ気味だが、界隈で人気のThinkCentre M75q-1 Tinyも考えたが、有線LANの増設では結局USB-LANアダプタになってしまうので、4ポートLANを内蔵できるThinkCentre M920q/M720q TinyとThinkStation P330 Tinyで悩んだ末、ThinkStation P330 Tinyに決定した。

※現在は、上記機種の後継がすでに出揃っているので、そのうちディスコンかもしれない。

 

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ThinkStation P330 Tiny 背面(4ポートLAN追加)

P330はM920q/M720qと筐体も含めほぼ同様ではあるが下記の点が異なる。

  • NVIDIAQuadroを載せるオプションがある
  • NVMeのスロットが2つある
  • 上面パネルに吸気口がある
  • 3年間のオンサイト修理(ThinkCentreは1年)
  • ThinkStation!

 

P330は本来なら、2DCADなど利用を想定していてGPUQuadroが載るが、今回調達した物は、Quadroの代わりに4ポートLANが載っている。

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ThinkStation P330 Tiny 内部(INTEL I350-T4付き)

 

用途を考えればM720qかM920qでも良かったが、3機種ともLANを増設すると2.5インチHDDベイが無くなってしまう。

M720q/M920qの場合、ストレージがNVMe1つなので容量追加は交換するしかないが、P330であればNVMeスロットが2つあり、ちょっとした増設はしやすい。

 

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ThinkStation P330 Tiny 底面(NVMeスロットx2、メモリスロットx2)

 

PCI-Expressスロット 

P330/M920q/M720qにはPCI-Expressスロットがある。ライザーカード経由ではあるが今回載せた4ポートLANカードもPCI-Expressで接続されている。

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ThinkStation P330 Tiny 内部(PCI-Expressスロット)

残念ながら、このライザーカードは、標準ではついてこないようだ。今回の4ポートLANカードや、GPUなどを追加する際に付いてくるもののようで、単品でのFRUこそあるものの入手性は極めて悪い。この辺については別途書こうとおもう。

 

SSD交換とメモリ増設

元の構成は、8GBメモリ・128GB NVMe SSDだが、もちろん足りないので交換・増設をした。

 

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メモリはCrucial PC4-21300の16GBを2枚で32GB、SSDは発熱が少ない(少し遅いが)という話のWestern DigitalのSN550 1TBに交換。

 

外した8GBについては、家族用のThinkpad(まだ届いていない)に転用する予定。

 

 

 

今回調達したThinkStation P330 Tinyの概要

一番安い構成「エントリー」をベースにして、キーボードは不要だったので外した。

 

www.lenovo.com

税込み73000円くらいで、納期は、驚異の8日!

 

 

 

 

 

 

 

Thinkpad T480 Wi-Fi 6モジュール(INTEL AX200)に交換

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Thinkpad T480内蔵のWi-Fiモジュールを、Wi-Fi6に交換した。

 

手持ちのWi-Fi6アクセスポイントはドコモのSH-52Aのみで、自宅のWi-Fi802.11ac止まりなので、今のところWi-Fi6の恩恵はほぼないが、この秋以降は色々機材入れ替えを予定しているので、一歩先に交換しておくことにした。

 

モジュールも2000円ちょっとで買えるので、Wi-Fi6ルーターを導入予定の場合はPCも合わせて交換すると良いのではないだろうか。

 

 

 

Macbook Pro Mid 2014 Retina SSD交換

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Macbookの用途変更に伴い容量が不足するので、SSDをより大きい物に交換することにした。

SSDと下駄の用意

いくつか候補があったが、最終的には値段も安いし動作報告もあるCrucialのP1シリーズにした。これ以外でIntel 760pシリーズやADATAのXPG SX8200などが動作するようだ。

MacbookではそもそもM.2コネクタではないので、変換アダプタが必要となる。またコントローラの相性問題があるので、動作するSSDについてはSintechのHPなどを見るといい。

下駄については、今回はSintechのCタイプを随分前に調達していたが、Aliexpressで似たような物があったので、それも調達してみた。

 

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aliexpress調達品の本体と付属品

aliexpressで調達したものは送料込みでも300円弱、時間はかかるが激安である。付属品は、2280サイズ以外のも使えるように中間固定用のネジ類が付いている

  

交換作業

交換方法については、細かくは書かないが、今回のSSD交換で参考にさせていただいたサイトを紹介しておく。

asterisk-works.com

  

 下駄が2種類あるのでどちらを使おうか迷ったが、比較してみるとAliexpressで調達したものの方がコネクタが低い。ここが高いとMacbookの背面パネルのたわみ具合によっては干渉する可能性もあるので、今回はAliexpressで調達したものを使うことにした。 

 

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上:Sintech 下:Aliexpress

 

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左:Aliexpress 右:Sintech

 

Sintechはコネクタが厚く、固定部分にはクッションがついていいる。

 

基盤面をみる両面ともコネクタの付け根や固定用の穴が露出しているので、接触を避けるために、コネクタの端子と中央にある固定用の穴を塞ぐように絶縁テープを貼った。

また、SSDを載せてみると、ネジ固定側が沈んでしまうため、絶縁テープを重ねてスペーサーがわりにしておいた。

 

実際に、Macbookに固定してみると、ネジを締めると中央がたわんで浮き上がってきたため、カプトンテープでたわまないように中央付近2箇所を固定した。

 

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絶縁テープはこれ

 

動作確認

あとは裏蓋をしめてOSのインストール。

今回は新規Macとして使うために、ネットワークインストーラを使って最新OSのセットアップを行った。

特段の問題はなかったので、これ以降については書かないが、しばらく使ってみて問題があるようなら別途SSD交換後編として書くかもしれない。

 

ついでにグリス再塗布

SSDの交換のついでに、CPUグリスも塗布しなおした。

Macbook Pro Mid 2014 Retinaの場合は、ネジ5本だけ(☆4本、プラス1本)でヒートパイプが外れる。

 

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ヒートパイプ





 

 

 

モバイル:USB Type-Cケーブルで延長して合計3.9mでiPhoneを充電

モバイル:USB Type-Cケーブルで延長して合計3.9mでiPhoneを充電

出張などでホテルに宿泊すると困るのは枕元にコンセントが無い場合。

 

電話・目覚まし・その他身の回りのことはiPhoneを使っているので出来るだけ充電している状態で枕元に置いておきたい。

 

いままでは、コンセントから充電器までを延長して、枕元まで充電器を持ってきて短めのLightningケーブルを使っていたのだが、持ち歩くType-Cの充電器のポートも増えてきて長いType-Cケーブルも数本持ち歩くようになったし、それらで延長できないか試してみた。

 

構成は、RAVPower 61W PD充電器(1ポート)と、Ankerの1.8m PowerLine III Type-Cケーブル2本、Anker 0.3m Lightning Powerline II Type-Cケーブル、延長用にはずいぶんまえに買った中継コネクタを使った。

 

中継コネクタは、Type-Cにも関わらず裏表があるようで試行錯誤した上で向きをそろえたところ、合計3.9mの長さになったLightningでも9Vで無事充電することができた。

 

iPhoneは高速充電時はポーンという充電開始音が2回なるが、それも確認した。

 

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黒いケーブルの束が1.8mのType-C=Type-Cケーブル、白いコネクタが0.3mのLightning=Type-Cケーブル、ケーブルの間に延長コネクタがあるが、これには向きがあるようだ。

 

 試した機材